学生・教員・職員が一体となって取り組んでいる「千葉大ビールプロジェクト(CURAFT:クラフト)」では、様々な専門を活かして、クラフトビールのレシピ作成・販路検討・ラベルデザインなど、幅広く関わっています。CURAFTシリーズ第一弾に関する取り組みをまとめたフォトレポートをぜひご覧ください。
※本記事はCURAFT学生メンバー 吉薗遼さん(融合理工学府 博士前期課程2年)が作成しました。
千葉大ビールプロジェクト(CURAFT)とは?

私たちの行っている千葉大ビールプロジェクト(CURAFT)は、大学院理学研究院数学・情報数理学科の萩原教授が発起人となり、2021年に始動しました。学生・教員が主体となって、クラフトビールづくりを行っています。始動当初は千葉大ビールプロジェクトと名乗っていましたが、2025年夏以降、CURAFT へと改名しました。CURAFTのスペルに含まれる「CU」は「Chiba University」の頭文字でもあり、親近感を覚えてもらう狙いもあります。現在のCURAFTメンバーは教員2名と学生13名の計15名です。私たちの活動をベースに商品化される千葉大ビールを「CURAFT シリーズ」と呼んでいます。
千葉大ビールプロジェクトについての詳細はこちら▼
~CURAFTシリーズ第一弾~
改名後のCURAFTシリーズ第一弾は、千葉市内のクラフトビールブルワリー「潮風ブルーラボ」とのコラボクラフトビールです。名前は「Go!Go! CURAFT No.1!」。レシピ作り、仕込み、命名、発酵チェック、試飲、メニューボード作成などにCURAFTのメンバーが携わっています。
ビアスタイルはSession IPA。IPAの一種であり、飲み会で何杯も飲めるようにアルコール度数や苦みなどを抑えたビアスタイルです。「おかわりしたくなるクラフトビール」を目指して醸造されました。
Go! Go! CURAFT No.1!は、「潮風ブルースタンドのぶと」、「潮風ブルースタンド蘇我」にて、2025年9月4日から提供される予定です。また順次、提供店を拡大予定です。
潮風ブルーラボと千葉大ビールのコラボは2021年以来の4年ぶり。前回は、千葉市&足利市の市制100周年記念ビール 「あしたのみち(足楽味千)」 でした。ケグ(樽)による飲食店向けの提供は、私たちのプロジェクト史上初めてです。全国の飲食店で提供されることを目指しています。 一般向け販売と飲食店向け販売の情報はCURAFT2025のホームページをご覧ください
仕込みの様子


学生メンバー 五十嵐康紘(融合理工学府 博士前期課程2年)と大須賀晴士(工学部3年)がこれまでの活動で培った知識を活かしつつ、潮風ブルーラボ社長クリス・プール氏の指導を受けながらCURAFTシリーズ第1弾「Go!Go! CURAFT No.1!」の仕込みを行いました!レシピは潮風ブルーラボとCURAFTで話し合って作成したオリジナル新作です。
発酵中の Go! Go! CURAFT No.1!


クラフトビールは発酵により味や見た目が大きく変化します。学生メンバー 吉薗遼(融合理工学府 博士前期課程2年)が定期的に味や見た目、その他の指標で発酵度合いを観察しました。酵母は上手に発酵できているようでした!
メニューボード


学生メンバー 津川未妃(教育学部4年)がメニューボードをデザインしました。ここからスタートするCURAFTが、より多くの人に知って楽しんで貰えるようにという願いを込めています!このメニューボードは「潮風ブルースタンドのぶと」と「潮風ブルースタンド蘇我」で使用される予定です。行かれる際にはぜひボードをご確認くださいね!
広報ミーティングの様子

CURAFTメンバーと大学広報担当教員によるミーティングの様子です。私たちは日々、おいしいクラフトビールづくりに励むとともに、その魅力を一人でも多くの方に届けるため、積極的に広報活動にも取り組んでいます!
ここまで読んでくださりありがとうございました。
今回は第一弾に向けた活動をご紹介しましたが、今年度中にCURAFTシリーズ第二弾、第三弾も販売予定です。
ぜひ、ホームページやSNSもご覧ください!
ホームページ:https://manau.jp/curaft-2025/
Instagram:@cu_beer_project
X:@cu_beer_project