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CAMPUS LIFE

広さは東京ドーム8個分!緑豊かな西千葉キャンパスの魅力に迫る <キャンパスツアー体験 第1弾>

※記事に記載された所属、職名、学年、企業情報などは取材時のものです

5つのキャンパスがある千葉大学。柏の葉と墨田を除く3つのキャンパスでは 、千葉大学を目指す高校生向けに現役千葉大生・大学院生がガイドを務めるキャンパスツアーを開催しています。その中でも最大の敷地面積を誇る「西千葉キャンパス」を訪問し、実際にツアーを体験させてもらいました!

今回ガイドを務めていただいたのは融合理工学府機械工学専攻の北岡大知さん(写真:右)と、文学部行動科学コースの伊藤琴乃さん(写真:左)。今年に入って北岡さんは10回以上、伊藤さんは昨年度から数えてなんと30回以上もガイドを務めたエキスパートです。そんなお二人に、西千葉キャンパスの魅力を教えてもらいます。

キャンパスツアーでガイドを務める千葉大生

――本日は実際にキャンパスツアーに同行させていただくということで、よろしくお願いします!

北岡・伊藤 よろしくお願いします。今回は西千葉キャンパスの中でも特徴のある場所を中心にご紹介しますね。まずは、かたらいの森からスタートして、ぐるっとキャンパスを回っていきます。


かたらいの森

キャンパスの中央に位置するかたらいの森です。西千葉キャンパスの特徴はなんといっても緑の多さですが、それを象徴する場所でもあります。千葉大学50周年を記念して、仲間と語らえる場、静かに物思いに耽ることのできる場として整備されました。放課後にはギターサークルや合唱サークル、ジャグリングサークルなどが練習する姿も見られます。

かたらいの森の中には池もあります。たまにカワセミが飛んでくることもあります。

附属図書館/アカデミック・リンク・センター

西千葉キャンパスのイチオシ、附属図書館です。本館は教育、学習を支援するさまざまな活動を行なっていて、アカデミック・リンク・センターと呼ばれています。建物は全面ガラス張りで、羽板(はいた)を平行に組んだものが見えますが、これは「ミルフィーユバー」と呼ばれています。雨風や光、視界などを選択的に制御する機能があり、窓際でも快適に過ごすことができます。

ちなみにミルフィーユはフランス語で「千の葉っぱ」を意味します。すなわち、千葉ですね!

全面ガラス張りの附属図書館
全面ガラス張りの附属図書館

本館は4つの建物に分かれています。アカデミック・リンクの「LINK」を取って、それぞれL棟、I棟、N棟、K棟と名づけられています。N棟は図書館なのに「会話できる場所」なんです。グループで相談しながら学習したり、同時双方向型のメディア授業を実施したりしています。

K棟・L棟にはさまざまな専門書のほか、百科事典、各専門分野の辞書や事典、統計など、調べものをするための本や地図、新聞の縮刷版もあります。館内にはさまざまな学習スペースがありますので、自分が集中できるお気に入りの場所を見つけることができると思います。

N棟で学習する学生たち
N棟で学習する学生たち

けやき会館

1階には320名入る大ホールがあります。ここは研究教育の発展や地域住民との学術・文化の交流などを目的にさまざまなイベントが開催されています。留学生による自国の文化紹介を行う「千葉大学ユニバーサルフェスティバル」や、環境意識啓発を目的とした「Chiba Winter Fes」など、学生が企画運営し、地域の方が多く参加するイベントもあります。

けやき会館大ホール
大ホール

アエレカフェ

千葉大学OBOGが主催する団体が中心となって企画から運営までを担当しています。”千産千消(地産地消)”と”環境保全”をテーマとして、千葉県や千葉大学で生産された食材を使ったり、テイクアウト用のカップなどは紙製のアイテムやバイオプラスチックを使用したりしています。

ここにはこだわりのコーヒーのほかに、サンドイッチやパスタなどの軽食もあり、夏はアイスクリーム、冬には焼き芋と、季節を感じさせるメニューもあります。ランチの時間には出張販売スタイルでお弁当を積んでキャンパス内を回ってくれているんですよ。

アエレカフェ

イングリッシュ・ハウス

英語教員とスタッフが常駐していて、英語でディスカッションしたり、ネイティブの先生方と1対1でレッスンしてもらったり、留学生や英語を学びたい仲間と交流できる場所です。
英語でディスカッションなんて…と思った方には、昼休みに行われている「ランチチャット」がオススメです。簡単な英語を使いながら、さまざまなトピックについて話をしたり、留学生による自国紹介のようなイベントも開催されます。気軽に外国文化を体験できるので、英語が得意でない方でも楽しめます!

イングリッシュハウス入口
イングリッシュハウス入口
留学生と学びながら交流する様子
留学生と学びながら交流する様子

生協食堂

地域の方も利用可能な食堂です。フードコート1はカフェテリアで、量り売りで値段の決まる「ビュッフェ」が人気です。フードコート2は麺ショップ、2階のフードコート3はカレーや丼、プレート、鉄板・鍋とバラエティーに富んだメニューが食べられます。中でも丼メニューはとても人気で、ランチの時間は1階まで行列ができることも!

食堂前の様子
食堂前の様子

体育館・サッカー場

人工芝のサッカー・ラグビー場です。サッカー部、ラグビー部、ラクロス部等の活動に利用されています。そのほか野球場や陸上競技場、テニスコート、弓道場、武道場、ゴルフ練習場、プールなど、運動施設も充実しています。

サッカー・ラグビー場で練習するアメフト部の学生たち

サイエンス・プロムナード

千葉大学の小さな科学館「サイエンス・プロムナード」です。大学の研究内容を発信する施設ですが、小さいお子さんにもわかりやすいおもちゃがあったり、実際に触ったり嗅いだりといった五感で楽しめるようなものを展示しています。開館情報等の詳細は、Twitterをご確認ください。


学内には色々な場所があるんですね。みなさんのお気に入りの場所も見つかりそうです!

最後に、ガイドを務めていただいたお二人にインタビューしてみました。

――千葉大学に入学していかがでしたか?

伊藤:入学前から千葉県内のテーマパークによく行っていたので都会のイメージがあったんですが、いい意味でギャップがありました(笑)。実はコロナの影響もありオープンキャンパスに参加できず、入試の日に初めて大学に行ったんです。そうしたらすごく広くて緑もあって…。一気にお気に入りになりました!

北岡:千葉大学は総合大学のため、他学部生とも幅広く知り合えるのが魅力です。学部によって学生の雰囲気も異なるのですが、工学部生はすごく研究熱心でしっかりとした考えを持っている人がたくさんいて、すぐになじめました。
あと、キャンパス内だけでなく、周りにもおいしい飲食店がたくさんあるのは魅力的です。週一で行くほどの行きつけのラーメン屋さんもできました!

インタビューの様子
インタビューの様子

――なぜキャンパスツアーガイドをやろうと思ったのですか?

北岡:僕は自分より年下の子たちに何か伝えられること、面倒を見られることはないかなと思っていて、そんな時に生協の方にガイドを紹介されて始めました。後輩になるかもしれない子たちと話したり教えたりするのはすごく楽しいです!

伊藤:私は学校推薦選抜で入学したのですが、高校生の時は入試の情報が全然入ってこなかったんです。対策も取りづらくて苦労したので、自分が高校生に「こういう選択肢もあるんだよ」とか、知ったこと、学んだことを伝えられればなと思って始めました。

――ガイドを経験されていかがですか?

北岡:僕は参加した子に合わせた「オーダーメイド型」のツアーを心掛けています。教育学部志望の子だったら教育学部の棟を重点的に回ってみたり、受験の悩みがあれば、当時使っていた参考書などをその場で紹介したりしています。

伊藤:ツアーはガイド2名が担当して共通で見せるエリアを前半、志望学部棟など希望に合わせたルートを案内する後半と分かれているのですが、私は前半を担当することが多いです。その中でボディランゲージや指差ししたりしながら、少しでもわかりやすく、楽しく案内することを心がけています。あと懇談の時間は本当にいろんな質問を受けますね。受験のことはもちろん、バイトやサークルとか、親御さんには「家賃の相場はどのくらいですか?」とか(笑)。すごく頼りにしてもらえている実感があるので、私も自分の経験を交えながらなるべくわかりやすいようにお答えしています。

高校生たちにとってわかりやすい案内を心がける二人
高校生たちにとってわかりやすい案内を心がける二人

――お二人のおすすめスポットを教えてください!

北岡:やっぱり図書館がおすすめですね。僕は日頃からよく使っているんですが、本を読んだり勉強するだけじゃなく、個室で就活のオンライン面接を受けたこともあります。人事の方に「図書館ですか!」と驚かれたこともあります(笑)。

伊藤:私は自然豊かなところが魅力だなあと感じています。春の桜、秋の紅葉を見られるのが好きで、春は桜の写真を撮りにカメラを持って行ったりします。あと私もよく図書館で勉強するのですが、ずっとパソコンに向かっている中、ふと窓の外を見たときにかたらいの森の木が揺れている様子がよく見えるので勉強中もリフレッシュできます。

――ありがとうございました!それでは最後に、千葉大学を目指す方にメッセージをお願いします。

伊藤:千葉大学は総合大学なので、いろいろな人と関われるのが本当に魅力的だと思います。体育の授業やサークルなどで他学部の子と友達になれて、自分の学部だけだったら作れなかったであろう関係を作れるのは千葉大学のすごくいいところだと思います。

北岡:緑が多く近隣においしい飲食店が豊富にあって、通っていて楽しい大学だと思います。実際に過ごしてみても改めていい大学だなあと感じることが多いですね。ぜひ千葉大学で一緒に学び、遊びましょう!

※記事に記載された所属、職名、学年、企業情報などは取材時のものです

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