大学生活では、学業以外にもたくさんの学びの場があります。そのひとつが部活やサークルで過ごす時間。千葉大学には150を超える公認団体があり、そのうち45団体が「体育会」に所属する体育系の部活動です。 “主体性”を大事にする千葉大学で、「体育会」がどんな役割を果たしているのか、会長の三上祐太朗さん(法政経学部4年、ソフトテニス部所属)に聞きました。

——体育会とは、どんな組織ですか?
三上さん(以下、敬称略):千葉大学には、陸上競技部、男子サッカー部、女子サッカー部、そして私が所属するソフトテニス部など体育会系の部活動が45団体あります。「体育会」はそれらを統括する組織で、各部から選ばれた13名が役員を務めます。会長、副会長をはじめ、会計、広報、企画、渉外の各部署で構成されており、月に一度の「主将会議」では、本学学生支援課と各部活動の間に立ち、それぞれの要望や連絡事項の共有などを行っています。

——他に、どのような活動をしていますか?
三上:今年度は、体育会として3つの企画を実施しました。ひとつは、熱中症や部活動中の事故などを想定した救命講習会。消防士の方を招き、各部代表がAEDの使い方を学びました。ふたつめは、清掃活動です。部室や運動用具の清掃を一斉に行い、資源として再利用できるものは分別し、環境に配慮したうえで整理しました。最後は、新入部員同士のつながりを目的とした一泊二日の「フレッシュマンキャンプ」です。山梨県の山中湖まで行き、球技大会やバーベキューを楽しみながら交流を深めました。仲間との時間を通して、「体育会の一員」という意識が芽生えたと思います。

——会長職を経験して、成長を感じることはありますか?
三上:物事をより多角的に、そして深く考えられるようになったと思います。以前は、各部活の要望の“内容”だけに目を向けていましたが、その後にどんな展開が起きるだろうかなど、先のことまで考えられるようになりました。目の前のことだけでなく、二歩三歩先を見据えて行動できるようになったことが、一番の成長だと感じています。
——三上さんがサークルや同好会ではなく、“部活動”を選んだ理由を教えてください。
三上:入学したばかりの頃、当時の4年生の先輩が真剣に部活動に打ち込んでいる姿を見て、「大学生でもこんなに一生懸命になれるなんて」と感動し、自分自身も本気で部活に取り組もうと決めました。

——大学で部活動と学業を両立するのは、大変ですか?
三上:メリハリが大事なので、テスト期間中の部活動は“完全オフモード”です。部活のメンバーと一緒に勉強することも多いです。その切り替えのおかげで、部活と勉強を両立できているのだと思います。
——高校と大学の部活動に違いはありますか?
三上:大学の部活には高校と比べて自主的な運営が求められ、部費の管理や大会の申し込み、新入部員の勧誘など、すべて自分たちで行わなくてはなりません。練習だけでなく、組織運営全般が学べる点が大きな違いです。私の大学生活にとって部活は大きな存在で、出会った仲間とは、この先も一生の付き合いになると思っています。部活は私の「居場所」です!

——大学の部活動ならではの魅力を教えてください。
三上:大学生活には、勉強やアルバイト、遊びなど、やりたいこと、やらなくてはいけないことがたくさんあります。その中で部活動には「必ず参加する」という決まりがあるので、自分を律しなくてはいけません。高校時代のような“当たり前の参加”から、自分の意思で続ける“主体的な参加”へと意識が変わりました。
——最後に、大学進学を目指している中高生の皆さんにメッセージをお願いします。
三上:千葉大学には、魅力的な学生がたくさんいます。大学生活を送るうえで、「これ以上の環境はない」と思えるくらいです(笑)。中高生の皆さんには、今から悔いのないように部活や勉強を頑張ってほしいです。そして大学に入学した際には、ぜひ体育会の部活を検討してみてください!

※体育会所属団体は、こちらのサイトで紹介しています。
https://www.chiba-u.ac.jp/students/club/index.html
団体名をクリックすると、それぞれの部活動の紹介ページにリンクします。



