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ちばだいプレス Vol.20

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【No.20】インタビュー:宮崎勝(医学部附属病院長)/特集:東日本大震災から1年「千葉大学の災害支援活動特集」/ボランティア活動支援センターTopics

 

取材レポート

宮崎勝先生(医学部附属病院長)インタビュー

例年この3月号は学長インタビューなのですが、今回は千葉大学のもう一方の雄である医学部附属病院から、宮崎先生にインタビューをお願いしました。 まずこのインタビューのアポイントの時、秘書さんが管理するスケジュール表を拝見して、その超過密日程にビックリしました。しかし当号の発行日から逆算すると余裕もないし、直近の1時間限定ということで2月某日の夕方に院長室を訪問しました。
日本の肝臓がん治療の名医でもある宮崎先生はちょうど手術直後とのことでしたが、実際には誌面の倍くらいのたくさんのお話をしていただきました。しかし、インタビューの中にオフタイムのことが出てこないことにお気づきになりましたか?そう、先生にはオフタイムはないのだそうです…。
病院長の他に臨床医、教育者、研究者と様々な顔をお持ちの宮崎先生は、社会のインフラである医療人として仕事に打ち込む、真摯で情熱にあふれたスーパーマンなのです。でもこんな感じで良い?と取材班を何度もお気遣いくださる、笑顔の素敵な(写真をご覧ください!)人間味あふれる先生なのです。

ボランティア活動支援センター

西千葉キャンパス生協ライフセンター2階にある、ボランティア活動支援センターに取材に行きました。東日本大震災の時に設立されたセンターですが、この1年間の活動の多さに驚かされました。とてもCHIBADAI Pressの誌面では紹介できないくらいの膨大な活動実績です。
この活動は、学生総合支援センターの「ふれあいの環」プロジェクトの一環としておこなわれています。「ふれあいの環」では現役学生を中心に、卒業生、教職員、地域との連携を推進する様々な活動をおこない、事務局の方々の暖かいサポートのもと、取材の日も撮影の日もたくさんの学生が集まり、それぞれ熱心に活動していました。 ボランティアについて色々なお話をお聞きしましたが、とにかく被災地・被災者の役に立ちたい、何か行動を起こしたいという学生や教職員が驚くほど多く、震災後すぐにボランティアの申し出が殺到したそうです。そして現地派遣が始まってからも被災地での千葉大学チームの人数の多さは特に目立っていたとのこと。いつも社会に目を向けて自発的・積極的に活動する学生の気持ちはもちろんですが、センターの献身的なサポートがあってこそ、この活発な支援活動が成り立っていることを強く感じました。

※記事に記載された所属、職名、学年、企業情報などは取材時のものです

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